RaisonnéあるいはRésonances

 渋川市美術館にお邪魔したのは秋分の日のことであった。鑑賞させていただいた桑原巨守作品のうち、ネット上で鑑賞できるものはほんのわずかである。そこで、本県の公立図書館にはことごとく蔵書のない《桑原巨守作品集》を日本の古本屋さんで安価に購入した。その通知メールに「大判 208頁 レゾネ有 カバー」とあった。
 先日のこともあって「レゾネ有」とは、まさか「書き込み有」のことではあるまいか!?と、急ぎ調べる。レゾネとは、Catalogue Raisonnéの業界略語で、全作品目録という意味である。全作品写真集がついてくると期待して喜んでいるが、必ずしもそうであるとは限らない。

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