連休の初日にりょーいちじーちゃんの法事をすると連絡が来たのは11月に入ってからであった。先週末に大急ぎで一泊分の宿の確保を始めた時には、ほとんどのホテル、旅館および民宿において、禁煙室は満室になってしまっていた。連休だもの、ということなのであるが、唯一湯ノ浦地区のリゾートホテルにツインの空室を２部屋見つけたのである。宿泊料は想定よりもかなり高かったが、夏に拝観しそこねた阿部先生の《潮風》が徒歩で鑑賞に行けるほど至近なので、押し切って予約を入れたのであった。ところが、まん中の子もけふとから合流することになって部屋が足りなくなり、親戚に頭を下げて別の宿舎に無理やりねじこんでもらった。
それで、《潮風》が桜井総合公園にあるという記載の原典が、ストレートにGoogleで引いても出てこないくせに、8月14日にやけに断定的に記載しているのはなぜかという点について、半日（とはオーバーすぎるが）かけて捜す。とある共有サイトで撮影地の地図データが公開されていた。一度のみ込めれば、Google streetviewでも見分けられる。
