Panasonic Lilt試乗車のファーストインプレッション

退社して、自転車屋さんへ。先週はイベントの先約があってお借りできなかったパナソニック リルトをお借りできることになった。また、標準装備の3.1 Ahのバッテリーでは脊振山頂に届かないだろうとの親心で、容量の大きなのを満充電でつけてくださった。これは何としても登頂しなければ。
さて、liltで検索してもLiltユーザーからの書き込みがほとんど見当たらず、ヒットするのは販売店のものばかりという次第である。これでは、市場には大量のバックオーダーしかないのではないかと心配になる。ユーザー各位はブログを認める時間を惜しんで走る楽しさを味わっておられるのではないかと思うが、せっかくであるから、いくらか参考になりそうな印象を供したい。
自転車屋さん店頭で受領して家に乗って帰るまでのインプレッションは、車体の重さとペダルを踏んだ時の飛び出しの軽さのアンバランスである。
20 kgの車重のリルトを持ち上げた後は、ビーンズハウス(15.5 kg)さえ軽く感じる。キャリーカートなしで輪行は難しいと感じた。フレームはビーンズハウスによく似ているが、シートパイプの後ろのバッテリーとボトムブラケット後方のモーターの格納スペースを確保するために、後輪へ伸びるフォークのレイアウトが異なる。また、シートパイプが長く、前輪と後輪の間隔は心持ち短かく感じる。ハンドルがどうも安定しないような居心地の悪さは、この辺りからくるのだろうか。乗車姿勢も、ビーンズハウスよりも直立するように思うが、このあたりはある程度調整できるにちがいない。上に向かってRのついたトップチューブと折り畳みのメカニズムは同じである。変速メカニズムは内装3段で、トップのギア比では物足りないだろうとのコメントがあった。
その一方、またがってペダルを踏むと実にスムーズにモーターのアシストが利くのである。ハンドル左手側にコントロールパネルがあり、3段階にアシストの度合いを変えられるので、バッテリー残量と坂の傾斜を考えながら切り替えて上って行く必要があるのだろう。

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