メモリーカードケース

 この6年ほど、筆者の記憶メディアはSDカードである。購入決心価格は1,500円前後で、この価格よりも安くなった容量のものを買い足して使ってきた。今は32 GB SDHCカード2枚を交互に使っていて、予備の16 GBを2枚程度常備している。ケースの方は5年半の間ずっとHAKUBA ピクシェルメディアケースを使ってきた。どのデジカメよりも長く使えていることに感謝するばかりなり。直接豪雨や荒波に打たれるような使い方ではなかったのはもちろんであるが、頑丈なシェルとo-リングでカードを安全に携帯できた。ふだんあまり気にとめることもないのであるが、先日o-リングのホコリが気になったので、取り外して中性洗剤で洗ってみた。メインテナンス性のよさはまさにプロ仕様といってよいであろう。その時に、蝶番部分のプラスチックが割れていることに気がついた。ふだんベストのポケットの中に収納していて、衝撃など加わることは少ないはずであるが、転倒した時のものとでも考えないと納得できない割れ方である。まだ開閉時に蝶番が外れてしまう状態ではないが、いずれ半身をどこかに滑落させてしまう心配もある。そうなったとしたら、惜しいのはメディア(SDカード)ではなくて、その中に収められた画像である。ケースが守るのもカードのように見えて実はその中身であるということに気がついた。
 そこで調査してみるとHAKUBAのケースはディスコンになってしまっている。丈夫すぎて2個目以降が売れなかったのに違いない。しかし、OEM供給元のノーブランド品としては入手可能のようである。また、高価で大きくなるが12枚入りのペリカンケースもある。

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