今や文化と煙を結びつけるだけでも物議をかもしそうであるが

 30年前には「ぷかりこ」という名前であったか、専売公社のショールーム大阪駅前第nビルにあった。ここではすべての地域限定発売銘柄も購入できるということであったようだ。それにとどまらず、手作りパイプのキットと工具も販売していた。喫煙の文化面のプロモートというような使命がこのお店にはあったに違いない。
 筆者は、ブライヤーのブロック(火口と吸口の加工ずみ)と木工用のヤスリを購入して、自分で形を整えて磨き、マイパイプを作ったことを思い出す。タバコの葉を押し込んだりする道具を、下宿の先輩から頂戴したことを思い出す。その記憶のトリガーが、エピキュリアンというお店であることに、ふと気がついた。
 幸か不幸か、営業中のお店の前を通過したり、お店に入ったりしたことはないのであるが、ホームページを拝見すると、日本における伝統的な文化としての、30年前と変わらないスタイルが保存されていることに驚嘆する。

本ブログではamazon associate広告を利用しています。