昨晩、iPad 2とAndroid padのアプリの品揃えを比較しながらインストールしていて、Nature, Science, PLoS誌の閲覧アプリが示し合わせたようにiOS向けにのみ提供されていることに気がついた。
その理由を考えているうちに、ふとかなり以前に、Mac OS XのAutomatorで学術誌の目次ページから自動的にPDFファイルのURLを取得して網羅的にダウンロードする書き込みを読んだことを思い出した。当時、週何日か徹夜して朝練の準備をしていた頃ではなかっただろうか。筆者がなぜそれをセットアップしなかったのかはよくわからないが、おそらく自宅にMac OS Xの環境がなく、また主要な論文は社内からのアクセスでないと閲覧できないというような制約があったためではないだろうか。
不確かな記憶に頼って大元の書き込みを探すのは、とてもできそうにないことなので、Google先生にお願いしてみると、化学 2011年 12月号
に《化学研究のライフハック》として紹介され、主要なextensionやAutomator scriptはこちらにまとめられていることがわかった。
自炊で本を裁断してスキャナに通すのに数分もかからないくらい作業効率が向上した。論文PDFを根こそぎダウンロードするのも、おそらくこのスクリプトで大変楽になるであろう。しかしながら、アクセス／ダウンロードした利用実績はあがるとしても、実際にそれを読んで自分のものにするのにかかる時間は（当然のことながら）スピードアップするものではないから、Evernoteにどんどん積ん読することになるのは目に見えているのが、つらいところである。[Mac OS X]
