Slik Master II到着

 夕方帰宅してみると例によって玄関に届いていた。
 やや年代を感じる元箱を開封すると、使用の痕跡のない、新品同様品が出てきた。前の所有者さんにおかれては、重量感がありすぎて出番がなかったのかもしれないが、自転車で運ぶならこの安定感は得難いものである。実用品としては実に良い買い物をした。
 雲台も精密度が高く、Ai-s Nikkor 400 mm F3.5[ED]を載せてビクともしないとは言いすぎにしても、スムーズに動いてまずまずピタリと止まる。先代のマスター三脚は出会いの時からしてガタガタだったので、35年ぶりに定価4万円弱、耐荷重5 kgのマスター三脚の実力を知る思いである。
 Gitzo R3には右に画面の傾きを調整するパーン棒があるが、Master IIの雲台はシングルレバーである。にもかかわらず水平を出そうとして思わず右手でパーン棒を捜してしまうのに何度か苦笑。実際はレンズの三脚マウントに回転機構があるのでカメラ本体をロールさせれば調整可能なのである。三脚ケースとレッグウォーマーを新調することが今後の課題である。[カメラ]

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