カラー図解アメリカ版大学生物学の教科書 第3巻 分子生物学 (ブルーバックス)、1,575円

 終日、アブストラクト集リリース直前のケバ取り作業のため、執務室に缶詰め(郵便局にお遣いに出かけたりはしたが)。
 夜10時過ぎに、効率が下がったので息抜きに敷地外に出て、ついでに足を伸ばして新刊本屋さんをのぞく。どんなに電子ブックが普及しても本屋さんの紙とインクの香りにはワクワクする。高校生の頃は、期末試験が終わった日曜日に、国鉄ディーゼルカーに乗ってお出かけして、マツヤマシティーの古本屋めぐりをしていたものである。国立大学を擁するシティー学術書がきらびやかに並べられた古本屋さんに入った時の文化の香りを思い出したりするのである。
 若い頃は、ワトソン:分子生物学第1版などを丸善で見つけては買ってきて貪り読んだものであったが、最近年のせいか手術のせいか、目になんとなく力が入らないようなところもあるし、本を読む時間は湯船に浸かっている時だけという困った状態である。
 年が改まってお初の本屋さんでチョートク師のライカワークショップ が意外と安いのに心惹かれつつ、この本を読んで、本当にライカが欲しくなったら困ることに困惑。カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第3巻 分子生物学 (ブルーバックス)に目が止まる。MITでは文系の学生もこの教科書(原本)をテキストにしたコースを修めなければならない(らしい)とかの補足情報はamazon.co.jpの詳細なレビューをお読みいただくとして、これなら自炊できそうとの思惑もあって購入。
 後で851円で買えるCD-ROM版の原著Life: The Science of Biologyに気がついた。これはもう、自炊どころではない、必携かもしれないのだが、果たしてKindlizableであろうか?[本]

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