在宅ケバ取り

 ストーブの前にアーロンチェア(もどき)を持ってきてThinkPad X201で作業しようとするのだが、なかなか指が言うことを聞いてくれない。最近、Macintoshを併用することが多いために、英字/日本語変換を切り替えるキーオペレーションがApple英字キーボードの[command]+[space]とWindowsキーボードの間で無意識に切り替わらず、相互に混乱するのである。
 そういう意味では、昨日届いたMacBook Airのキーボードは、「隠された意図」を見抜かれないように日本語キーボードにしてあるので一層の混乱の種である。
 先週お宝を粗大ごみとして一斉処分した際に捨てられなかったものに、NeXTキーボードApple IIキーボード(いずれも日本語キー)がある。メカニカルキーボードの傑作で、キータッチには定評があるとされている。
 Apple IIキーボードの方は1980年代の薄いグレートーン(これをプラチナと称していたように思う)の筐体がすっかりヤけて黄ばんでしまっているのに、NeXTキーボードの方はもとが黒であるから経年変化が目立たない。これにADB-USBコンバータをかませるとどうなるであろうか。こういうレアものではなかなかキー配列のコンバージョンをお願いできるドライバも見つけ難いのではあるまいか。それよりも齢のせいかストロークが深すぎて好みではなくなってしまった。それでも捨てられないのは、キーボードについているロゴがかっこ良いというどうしようもない理由による。
 筆者にとって生涯最高のタッチのキーボードは、エレコム ギアドライプ式USB日本語109スタンダードキーボード(ブラック) TK-U09FGBK(とThinkPad T61のキーボード)である。最近Gのキーが引っかかってリピートモードになってしまうということがあったが、なだめすかしながらバリバリ使っている。買い換えるなら同型を、と思うのであるがエレコムのギアドライブ式のキーボードというのはdiscontinueしてしまっているので、また大規模量販店に出向いてかたっぱしからタッチをチェックしなければならない日が近づいているとも言える。[キーボード]

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