iBooksが落ちる

 年賀状に記された住所、電話番号、メルアド等は一応Google contactsに収納した筆者であるが、特に家族写真の入った年賀状の、家族構成とか年令とかあるいはその顔立ちとかの情報というのはなかなかクラウドの収納するところにならない。それだけに、どこかで再会した人の年賀状をiPhoneでさっと表示できれば、なかなか盛り上がれるのではと考えた。
 それで、昨年の年賀状300通をスキャンしてPDFファイルにしたのをiPhone 3Gに移して、iBooksで閲覧しようとすると、多分重すぎるのであろう、起動時にうんうん考えて考えて…しまいに落ちてしまうようになった。それで、この目的の達成のためには、年賀状を1面づつjpeg画像として保存したほうがよいかもしれないと考え始めた。表裏別々でバラけてしまう嫌いもないわけではないが、Picasaでtag打ちし「年賀状に見る」あるご友人の来し方行く末をたどる可能性もある。
 今どきの若い人は、このくらいの情報整理術は心がけておいたほうがよいのかもしれない。とは言うものの、生まれた時から電子メールの世代が台頭するようになると、年賀状のような旧メディアは即刻すたれてしまわないとも限らない。なんだかそのあたりは寂しいような気もするが…。
 なお、筆者にはPDFのままEKEN M001でブラウズするという別解がある。iPhone 3Gよりも遅いが、ポケットにはかろうじて収まりそうであるし、PDFビュアが落ちたことはない。今週末のミーティングはこれで行ってみようかと思う。[来年の年賀状をどうするか]

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