iiView A2

 昨日webでトラッキングしていて、早速開封。まさにエアーに似ているのであるが、白いプラスチックの筐体なのでToshibaのCX/45を見慣れた家族にも違和感がないのは、お互いにとって幸福なことであると言えよう。GenoさんではこれをWindows 7キャラクタのナナミちゃんノートPCに仕立てていたようである。
 それはともかく、Windows 7を起動してみると、かなり立ち上がりも早いし、デスクトップ下方にはあのドックのそっくりさんのRocketDockが走行中なのである。小さな画面でもこれさえあればユーザーエクスピアリアンスは格段に向上するのでたぶん入れなければなるまいと思っていたが、虚を衝かれた感じで、圧倒的に好感度が増した。
 さらに、黒いウェットスーツ生地で赤い縁取りの携帯ケースがついてくるのである。これは16年前にMacintosh DUO230を使っていた頃に、ネオプレン素材のキャリングケースで持ち運んでいた懐かしさも手伝って、端子むき出しで雨に弱そうであるだけに、これまたうれしい。タッチパッドThinkPadのそれよりも二回り大きい。ボタンはエアーに似せてシングルボタンのデザインで左右端をクリックすれば2ボタンになっている。タッチがやや硬いのと、ついまん中あたりをクリックしようとして空振りしてしまうことも多いのだが、まあ使えないわけではなさそうである。
 キーのタッチは、理想のしんなりさよりはやや硬めで反発係数が高い感じではあるが、まあ使えないことはない。ただし、不思議なことに日本語キーボードなのに全角/半角キーがないので、どうやって切り替えたらよいかわからなかったのである。以前のドクターRosie兄のアドバイスを思い出して秀caps 9.04をインストール。
 Windowsイクスピアリアンスインデクスは2.2でCPUパワーが最も非力との評価であるが、全体としては39,000円のハードウェアとしては話題性もあって、コストパフォーマンスはかなり高い印象である。
 ただし、無線LANはiiViewのホームページからAtheros WiFi LANドライバをダウンロードしてUSBフラッシュディスクで持ち込むまでは、どうしてもうまくつながらず。その症状は、打ち込んだWEPのキーを表示させてみると、これが元と違ってしまっているという塩梅であった。展望あたりまでは、ドライバをアップデートしなければスピードがでないのは当たり前であったような印象だが、7では基本的にそのままで不具合が出たことはなかったので、これはちょっと意外であった。[Win]

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