椿水路ロケ

 原稿直しを継続しようとするが、家族のちょっかいやTVに気をとられ進まず。さらに腹ばいのまま作業するのが腰にこたえはじめたので、転地療法を選択。
 寒く陰鬱な暗い日であるが、3本のレンズ(Canon FD 80-200 mm F4、FD 50 mm F1.4、Panasonic G 14-45 mm)とLumix GH1をpoorman's Donkeに放り込んで椿水路を遡行。カラーバランス調整されたファインダー画像は、陰鬱な感じが乏しくなって、まるでカタログの作例のような色味になるのにびっくりする。
 さらにマニュアルレンズを絞り込んでもファインダースクリーンの明るさは一定に保たれるので、絞り込んだ状態のフォーカスの深度も確認しやすいことに今さらながら気がついた。1970年代から80年代にかけての日本のカメラ産業は、絞り込んだら暗くなるので、シャッタレリーズの瞬間だけ絞り込む機構を搭載し、さらに絞り開放の状態で撮影時の絞りからの演算で露光量を制御する機構を開発したのであった。Lumix GH1ではそういう先人の努力が申し訳ないほど必要なくなって、しかも、その懐かしい時代のレンズを安く買って便利に使える。ベースがハイビジョンカメラであるという出自の違いに、マイクロフォーサーズの良さがある。これで、各社のオートフォーカスレンズと信号をやり取りできるようなアダプタが作られて、レンズの機能をフルに使えるようにでもなれば、Mac OS Xネットブックで使うどころではない革命的なことになるのだが、こういうのはエイプリルフールネタで終わってしまうのだろう。
 椿水路沿道で水の流れと一緒に写し込める椿の花は3本ほどしかないことを確認。椿井堰から木の香に向かう。200 gのベトナムコーヒー×2パック、2500円。その後室見川沿いに北上。
 しばらくぶりのカワセミ観察エリアでは、橋の下のホームレスさんのお住まいが撤去され、昨年の大水で一夜にしてできた巨大砂州の浚渫が進んでいたりと、環境の変化が著しい。はたしてカワセミは戻ってくるのか。
 いつものワーキングデイのように、マイカル系ストアでお弁当とカーボネーテッドミネラルウォーターを購入して出社。明日の野良仕事に必要な書類を揃えて、第2オフィスに避寒したりしながら原稿直しと書類書き。
 思ったほどはかどらないうちに連休が終わった。

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