帰りに*マダ電機で見ていると、いまどきのノートPCは大体16インチ超の液晶画面にブルーレイディスクがついて20万円をやや切るくらいの価格帯が激戦区のようである。その売り場の全く目立たない隅に、ひっそりと広告の品のロクキュッパ17インチノートPCがあった。とにかくThinkPad T61と比べて画面がふたまわりはデカい。持ち上げた感じは致命的に重くは感じない。持ち帰りOKというのでついクレジットカードで決済してしまいそうになるのであるが、よくよく考えると画面サイズ1440 × 900というのはThinkPad T61と同じである。単にピクセルのピッチが大きくなっただけだと、老眼の目には視認性が高くなるのではあろうが、画面サイズの身の丈に合わせてピクセル数が増えてくれないと作業効率は上がるまいと考えて思いとどまる。
というので例えば同じ17インチスクリーンのMacBook Proでは画面サイズは1920 x 1200である。そこまで高精細であるとさすがに字が小さすぎるかもしれないが、1680x1050くらいはほしい気がする。
画面のピクセル密度は、画面のピクセル数がx * yで画面の対角がSインチであれば、(x^2 + y^2)^0.5 / Sで計算できる。筆者のデスクトップ21インチでは78.0 (pixels per inch)、ThinkPad T40は90.8、現行のT61(1440 x 900、14.4インチ)が118、VC1700J(1440 x 900、17インチ)が100、17インチスクリーンで1680 x 1050なら116、17インチのMacBook Pro(1920 x 1200)なら133という塩梅である。この意味合いではMacintoshのディスプレイが伝統的に72 dpiであったのも懐かしい記憶になったが、先日90.8 ppiのThinkPad T40のスクリーンに何か安らぎを覚えたのはこのあたりの事情によるのであるかもしれない。意外とVC1700Jは買いではあるまいか。というか、こういう選択肢が目立たないように置いてある*マダ電機はすごいと思った。
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