Google Chrome 2.0対Firefox 3.5 preview対Apple Safari 4対IE 8

 世界最速をうたうブラウザが菖蒲のように咲き競う水無月となりぬ。Chromeは爆速の印象であり、Safariもまた旧版よりも倍速になったとか聞く。しかし、筆者の常用ブラウザはFirefox 3.5 pre99である。その理由は、何のことはない、パスワードを複数のPC上で共用しておけるWeaveというプラグインが使えるからである。もうこれなくしてはメールも読めないかもしれない。いざという時には自分で確認しましょうというChromeの設計思想は、すべてのパスワードをきちんと覚えいられない上にあちこちのPCでやたらとそれらを使いたがる筆者のような境遇は想定の外に違いない。黙ってパスワードを揃えてくれるWeaveの方がスマートである。以前GoogleFirefox 2向けにbrowser syncを提供していたが、Chrome提供元となっては敵に塩を送る仕儀であるとの判断からか、取りやめになってしまった。かと言ってChromeで同じ仕組みを実現しているわけでもない。もしChromeにbrowser syncがインプリメントされたら、筆者は乗り換えるのはやぶさかでない。ただ、ソーシャルハッキングされやすいのは問題かもしれないが…。
 Safari 4は、Appleソフトアップデータに勧められてインストールしたが、まず見本のページとして出てくる自社サイトが文字化けしていてどうにも直すことができない。もちろんyadiwonewsも壊滅的である。iPhoneSafariはそんなに利用者をがっかりさせるできではないのに、何故なのであろう。
 筆者の場合、IE 8は、Microsoft updateでのパッチあて限定ブラウザとして使っていて、心の中でのシェア率は最も低い。この間起動したら、知らないうちに自分をデフォルトのブラウザに設定して、スタートメニューの一段と高い「正妻の座」に勝手に入り込んですまして座っているのがどうにもあさましく見えて許せなかったのだが、自らの誤操作の結果に腹を立てているだけかもしれない。[Google]

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