シャーロックホームズ≪海軍条約文書事件≫実写版

 お昼すぎに本店営業部に電話がかかってきて、ほんの僅かな隙に、発表の日まで内容を機密にしておくべき暗号文書が行方不明になったが、と心当たりを問われる。筆者はお昼にちらと見せてもらったきりで手にもとっていないと返答していたのだが…2度目の電話では、その場にいあわせた人物への事情聴取やシュレッダーの中身の確認などでは埒があかない様子。突然、24分後の確認提出締め切りまでに回収しなければならないミッションが降ってわいた。外見が暗号文書のようには見えないよう偽装してあるので、実は誰も文書の重大性に気がついていないだけではないかと、ホームズ氏なら推理するはずであろう。と推理して、ゴム手袋をはいて、まだ誰も捜索していないごみ袋の中をガサイレ…
 取り戻した文書を朝食の蓋の中に隠しておくような時間の余裕がないのは残念であったが、ファーストフードの食べがらの間から使用ずみランチョンマットのように廃棄された暗号文書が出土した時にはフェルプス君ならずとも胸にぐっとくるものがありましたとも。[本]

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