気圧計のある暮らし

 昨日は全文検索サーバーの調整が一段落したところで夕刻の室見川河畔でくつろいでいたら、雨が降り出して早々に帰宅して寝込んでしまった。
 2230時頃に起き出す。タクティカル用品ショップSiizumさんからのメールを見ていて、24のジャックバウアー捜査官が着用しているMTM spec ops Blackhawk同様のバリスティックナイロンのバンドのG-shockが近隣のEcoMallに出ていたことをふと思い出した。
 すでに生産終了品のようで情報は少ないがG-shock M-SPECシリーズのAW-591MS-3AJFか、G-303B-2Aのようである。後者は海外モデルの逆輸入品のようで派手さはない分、ミリタリーテイストにとどまらない実用性を感じさせられて好感度が高い。実売価格6,000円あたりから出ていて、特に人気沸騰売り切れ御免というふうでもないようである。
 筆者は、1989年の晩秋に長垂で鉱物採集中、薮こぎしすぎて帰り道を見失い、ほうほうのていで崖を這い降りて生還したことがあり、その教訓から高度計つきのCasioの腕時計を購入して使っていた。そのバンドは安物の合成ゴムで、ジョイントが緩くなってベルトが外れたままとなり、ポケットに入れていて紛失してしまったのであったが、デジタルの気圧計が手許にあるのはなかなかよかった。
 そこで、気圧計つきの腕時計を探してみると、懐かしのCasioプロトレック以外にSuunto Core Steelを見つけた。北欧らしい垢抜けたデザインにはまったく惚れ惚れする。しかし、そのお値段もまた惚れ惚れ価格である。
 そこで、佐貫亦男:旅と道具を読み返す。腕時計、高度計のいずれについても一言も言及されていないのは一体何を意味するのであろうか。
 発想をかえてUSB接続の気圧測定ユニットという手もある。持ち歩くわけには行かないけれど、今度おのぼりさんする時には考えてみたい。[気象]

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