日記

 今回の帰省から帰るときに父母から託されたのが、小学校の頃の日記である。自分で言うのもなんであるが、担任の先生がノリの良い方でまんまとのせられて面白おかしく書いていたということであろう。卒業のときに組の中で一人だけ最も印象の深い子の日記を一冊貰って保存するというその先生のライブラリに収録されるほど好評であったということである。
 筆者としてはそういうのはすっかり忘れて前に進んできた(つもりな)のであるが、資料としてはある意味貴重である。どうせだからPDF化して、(ついでに達筆なので)OCRを通してyadiwonewsに追加してしまおうか、などと考える。1969年からtDiaryをつけていましたというようなタイムパラドックスも可能で、長年日記で表示したりするとなかなか面白いに違いない。
 さて、子ども時代の筆者だってまさかCEOや自分の子どもに大ウケすることなど、夢にも予想していなかった。しかし歴史は確実に繰り返すのである。子どもたちのblogもずっとネットワーク上に残っていくことは確実なのであるから「テメェぶっ殺す(笑」とか「マジウザい。氏ね。」とかはしたないことを書いていると、そのうち自分の子供に読まれる日が来る。そこまで考えて書きなさいと、なかなかつかみに苦労していた話題に関して良いお説教ができた。けれど、そういうタイムスケールで考えることができるのが生を受けてから半世紀もたってからといううっかりものの筆者の、その子どものことであるから、まだまだそんなこと言われてもよくわからないに違いない。
 CEOや子どもはゲラゲラ笑いながら読んでいるが、いまだにタイムカプセルから出てきた40年前の自分と対面する気になれない筆者である。その頃は貧しくて、学校前の「うさぎや」さんという文房具店で買ったB5ノートを使っていたわけであるが、今ならコクヨから出ている文庫本ノートでびしっと揃えるのもよいかもしれない。ブログもいいけどやっぱり紙に書かないとね、と思っている全国のよい子のみんなはぜひ使ってみてください。[めざせ文科省推薦サイト]

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