現在使用中のNikon Coolpix S8は、ちょっと押しにくく設計してあるスイッチボタンを押すと起動してレンズの前のカバーが自動的に開くのであるが、先日ズボンのポケットの中で何かに当たって勝手に起動しているという場面に遭遇した。寝苦しいのを通り越して寝つけない熱帯夜のつれづれに考えてみるに、スイッチを押してから起動するまでのタイムラグも、実用上問題になるほどのこともなかったくせに気になる。こうなるとDimage Xシリーズのようにスライドカバーをあけると瞬時に起動する屈曲光学系デジカメに対するリスペクトが盛り上がってくる。
やや早すぎる次世代デジカメの市場調査をしていて、つい1か月前発売のモデルながらすでに一世代前の機種の中古価格よりもプライスダウンしているZ200fdを発見。いわゆるヱビちゃんのデジカメであるが、侮るべからず。可潜深度40 mの防水プロテクタを用意すれば水中写真も撮れるし、ブラックボディなら狙撃の的にされずに戦場で使用することも可能であろう。フルフラットボディでシャッターボタンが押しにくそうに見えてしまうのが、やや心配である。[屈曲光学系コンパクトデジカメ]
