以前から、室見川河畔公園上空を2110時頃通過する便が気になっていた。福岡空港離陸後、脊振山山頂を回り込むように高度を上げ、こちらに機首を向けまっすぐに飛来し、天頂付近を通過してそのまま北北西に向かって飛び去るため、双眼鏡で追尾しても尾翼の航空会社マークなど確認できたためしがない。この便の「月面経過」を一度目撃したことがあるのだが、月面を機体が横切り、さらに後方に噴射されたジェットが月面をなめる様子が一瞬見えて、それはそれは壮観である。ただし、飛行経路と月齢のかねあいで、両者がはずれて見えることの方が多く、通過は一瞬であるから位置を修正することなどできるわけはない。結論としては、月と筆者との間に回り込む確率はきわめて０に近く、それに無限大に近い観測回数を掛け算してやっと期待値を１にできるかどうかなのである（だからこそ燃えるのかも？）。
別の野暮用ありて訪れた福岡空港 本日のフライト情報でKE782/JL5225便ソウル行であることを知る。[インターネットリテラシ]
