室見川にバスはいるのか

 日が暮れて暗くなってカワセミを狙うこともできなくなった時間帯ー釣り方面では夕まづめと呼ぶらしいーに、川で大きな魚が跳ねる音がすることに気がつくようになった。これまで魚が跳ねとるわいくらいにしか考えずに聞き流していたのが、どうも大きな魚が小魚を追って水面に上がってくるーボイルしているー時の捕食音ではないかとか考えられるようになったのは、これも日頃釣りチャンネルの番組を拝見している成果の一つであろうか。はたしてそれはバスのしわざであろうか、それともコイとかフナのしわざであろうか。
 それを確認するために一式そろえて釣りをする、というのでは筆者には負担が大きすぎる。そのボイルしているところに忍び寄って、ストロボを焚いて撮影するという別のアプローチなら、なんとか仕留められるのではと予想。
 しかし、時節柄コイの産卵行動の可能性もあって、魚類とはいいながらかくしどりをしているようで申し訳ないのである。どうも足音を忍ばせないと接近を覚られてしまう。一方で、カメラを置いてやるかたなく岸で喫煙などしていると、水面の波の動きで大物が泳いできてすぐ足元でじっとしているのがわかったりするのだが、カメラを取りに行っているうちにいなくなったりする。[カメラ]

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