スイスアーミーナイフ仕様の鍵束を自前で作る(2)

 営業終了後、オレンジ屋根の好日(工具店)に赴き、ワッシャを購入。4.8 mmのリベットを使うために5 mm径の穴の開いたステンレス製(0.8 mm厚)のものをチョイスした。
 ついでに、もう少し長く止められるリベットがないか探したが、なかった。
 次に、先日面白がって固定した鍵束をバラさなければならなかったが、これが一苦労であった。実は、アルミのリベットはある程度変形して鍵穴の形にフィットしていたのであった。このため、かなり削らなければ鍵を外すことができなかった。鍵穴の形が真円でなく、しかも形が違うものを止めるとこの不具合がある。社の工作室をお借りできたからよかったようなものの、一旦リベットで止めるともう外せないかもしれないくらいの決意で始めるべきである。
 外れてしまえば、鍵の順番と配向を考え、間にかませるワッシャの厚みを調整して、リベットをとめて完成である。
 掌の上でそのコンパクトな鍵束を転がしてみる。機能がぎゅっと凝縮されたスタイリングはまさにスイスアーミーナイフの感覚に通じるものがある。[lifehacks]

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