Craig Venter: A DNA-Driven World

 BBCの栄誉あるThe Richard Dimbleby Lecture 2007の講演が、テキスト動画とでバーチャル聴講できるとは、素晴らしい時代になったものである。
 ただ、ここでのVenter氏は、(スライドもThinkPadも使わず)医療のみならず、教育や経済まで論じていて、遺伝党の大統領選候補者の立候補演説のように聞こえてしまう。というのは、おそらく昨晩の行列のできる知事誕生の余波に違いあるまい。
 みずからのゲノムを解読し、心疾患とアルツハイマー病に罹患しやすいAPO Eの遺伝子型を持っていることがわかったVenter氏は食事と運動を変え、スタチンを服用しているそうである。2005年の時より顔の輪郭が少しほっそりしているのはそのせいであろうか。
 一応できたファイルを一か所に集めてみたら、第4分冊が欠本になっていたのでもう一度ダウンロード。待っている間に、BBCのサイトのスピーチ原稿とビデオを組み合わせ、スピーチの言葉が画面下にスーパーインポーズされたりするととっても修行が便利になるであろう、それが「オーディオブック」とやらいうものでは?とかなり期待して作り方を探してみるが、どうもそういうのではないみたいである。[メタゲ]

本ブログではamazon associate広告を利用しています。