Windows XP SP3 RC on IBM ThinkPad T40

 SP1リストアずみのThinkPad T40を、24時間のうちに、SP2から評判の悪くないSP3 RCにあげているわけである。いずれも、M$のサイトのダウンロードのページからアップデートファイルをハードディスクにダウンロードして実行した。先の評価記事によれば、SP1→SP2のような、OSがごっそり入れ替わるようなインパクトはないとのことであるが、実際のファイルサイズはSP2へのアップデータ日本語版の273 MBに対して、SP3へのそれは367 MBであって、サイズの面では1.5倍大きい。アップデートはまだ粛々と進行中である。
 このT40はファンが回っているのであるが、派手な音を立てる気配は全くない。ファンレスの基幹Let's Noteなみの静粛さで、このあたり使ってはじめてわかるメリットといえるだろう。週明けからは早速実戦投入できそうな仕上がり具合には満足しているが、バッテリのヘタりは隠すべくもなし。ハードウェアの面ではメモリバッテリキーボードがキーになりそうである。
 起動してしばしばsupport.com support and schedule dispatcher(実体名はtgcmd.exe)というのがファイアウォールにひっかかる。こういう場合、Windows defenderのソフトウェアエクスプローラーが大変役に立つ。こちらによれば「しばしばISPにより自動的にコンピュータの情報収集したり、この情報をISPに送信してソフトウェアを自動的に更新するために使用されます」ということである。提供元のSupportSoftという会社は、IBMステートメントにも登場するので、とりようによってはspywareとどれほど違うのかとも思われるのである。これを起動してLenovoのサイトにアクセスすると、機種を自動的に把握して必要なアップデートを表示してくれたりするのかもしれない。spywareと決め付けるわけではないが、ブロックした状態でアップデートファイルが探せないわけではないので、お隠れいただく。
 そのほかにも、デジタル署名のない正体不明のプロセスは、BMMLREF.EXEとかImScInst.exe、QCWLICON.EXEとあって、それぞれバッテリマネージャ、中韓国語インプットメソッド関連、無線LANユーティリティーらしい。[WinXP]

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