ClustalW 2.0

 1万本ほどの配列のアラインメントをClustalXでやろうとするとダダをこねられるが、CUIの方のW(のFAST and Approximateモード)なら、問題なくこなせることがわかった。ラフにアラインできれば、端を切りそろえて手早くより詳しく計算し直せば、なんとか実用になりそうである。ただし、総当たりで1億ペアの計算をするので、さすがにovernightの計算となる。アウトグループの配列を入れ忘れて、再計算の憂き目にあっているのであるが、道が開けて数歩前進したので満足である。
 対象が3万本に増えたら、計算時間はまたまた「百億の夜と千億の昼」化してしまうであろう。いや、メモリ不足の方が先であろうか。シーケンシングテクノロジーとCPUの性能の追いかけっこである。[配列解析]

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