Plagger 0.7.17のインストール(2)

 Webプログラミング2.0本の結城さんのインストール法ではどうにもうまくいかないので、webで検索した情報を元にインストールをやり直してみたところ、以下のようにやるとうまくいくことがわかった。 (1) ActivePerl 5.8.8 build 817をこのあたりから探し出してダウングレードインストール(あらかじめ、以前にインストールしていた最新のbuild 822は、「プログラムの変更と削除」でアンインストールした後、インストールディレクトリC:\Perlもゴミ箱に放り込んで消去) (2) コマンドラインからppmに入り、リポジトリにtcoolを追加し、さらにそれをActiveState Package Repositoryよりも高い優先順位にする。

ppm> rep add tcool http://ppm.tcool.org/archives/ppm> rep up 2
 (3) そのまま
ppm> install Plagger
でインストールが開始される。libxml2.dll, iconv.dll, zlib1.dllは途中でfetchするかどうか聞いてくるのでyesと答える。 (4) http://search.cpan.org/~miyagawa/Plagger-0.7.17/からダウンロードしたPlagger-0.7.17.tar.gzを解凍し、中に含まれるassetsフォルダを、C:\Perl\site\lib\Plagger\にコピーする。 (5) 先のプログラミング本のサンプルファイルをダウンロードして、適当なディレクトリで解凍し、
shell> plagger -c  sample.yaml
などとして動作確認できる。 という手順である。ただし、1度目は異なるバージョンのlibxml2.dllがどこかに紛れ込んで結構深刻なエラーを返すので、再度(3)以降を繰り返し、tcoolからlibxml2.dllをアップデートした。 ただし、Perl本体が1年半も前のbuildであると、さすがにセキュリティの問題など出てくることが危惧される。なぜダウングレードしたかというと、コマンドラインppmと打ったときに新しいbuildではGUIppmが立ち上がってくるので、しげふみさんの記載通りに作業を進めるのが難しかったからということに尽きる。 しかしながら、これまでうまくいかなかった一番大きな理由は、第一ppmレポジトリをActivestateにしていたことであるのだろう。最近のブログを検索してみてもインストールで悩んだ方はほとんどいらっしゃらないようであり、このあたり勘案するに、実は最新版のPerlGUIppmであっても、tcoolを第一レポジトリにさえすればすんなりインストールできて、もう誰も悩む必要がなくなってしまっているのではないだろうか? この仮説の検証をやるには、徹夜でやっと動くところまでこぎつけたのをいったんご破算にしてやり直さねばならず、とてもきびしいのであるが、ここまでやってきたのであるから最後まで確認しておく所存でやりなおしてみたが、どうにもうまくいかなかった。
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