Nikon、NASAの宇宙用デジタル一眼レフの受注をプレスリリースした翌日、新型機発売を発表

 お互い新機種発表はおりこみ済みで、Nikonがズルして情報を流さなかったわけでも、実績のある初期不良のとれた機種を導入したいNASAの資材調達責任者が「新型機が出るのだったらそっちを買うんだったのに〜(泣」というわけでもあるまい。
 民生用D2XSとスペースカメラとの違いは事実上潤滑剤だけということである。Nikon FかF3が採用された頃は、接点ごとに火花が飛ばないようにコンデンサをつける改造が要求されたとどこかで読んだ記憶がある。いまどき機械的な接点はほとんどなくなってしまって、NASAの基準は簡単にクリアできるのだろうか。
 …それならば(と元ニコン教信者ながら現在はC社のファンである筆者が考えるのだが)、競合C社のカメラが採用されないのは、NASAがこれまでに保有してきたマニュアルNikkorレンズ資産のため(のような)として、Nikon D2XSに装着できて所要性能を発揮できるのだろうか。こんな大事なことを検討もせずにNASAが発注をかけるはずもないが、カタログによれば、中央重点測光やマルチパターン測光が可能の由。Nikon F-EOSアダプタを経由してEOSボディーにつないだ場合とそれほど変わらないということか…。[カメラ]

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