日曜日に偶然視聴していて、「あれ?Venterがしゃべってる!」と思わず声をあげて、CEOから「知り合いかっ」とつっこまれてしまったのであるが、手元にあった論文のコピーを示して、ゲノム界のセレブであることを納得させたのである。Craig Venter氏のご尊顔を拝するならこの番組(1の方)に限る。
内容としては、「研究の成果」(これから出てくるものも含めて)に対して楽観的すぎ、その空想の脅威を前提として今後の倫理的な課題を過大評価しすぎのようにも思われ。本日のあぽろぎあシンポジアのアンカープレゼンタの、リバース遺伝学が反転して、もはやクールとは呼べないフォワード遺伝学になってしまった内情を見聞してしまった身からすると、各論の泥沼に足を取られないようにさらりと番組をまとめてしまっているのは賢明かもしれないと思ったりしたが、これも過渡期ということか。[メタゲ]