ツングースカの衝突クレーターの候補

 1908年6月30日というから約100年前のつめ跡である。衝突したのはエンケ彗星のかけらの氷塊で、衝突の瞬間跡形もなく融けてなくなったのでは?とカールセーガン博士は説明しておられたように思われるが、バリンジャー隕石孔のように、インパクターが空中で木っ端微塵になったというモデルも存在するようである。まあ何はともあれ掘りなはれ"I say go for it: go drill."というのが、専門家の前向きなコメントであるようだ。
 アポロ15号が採取して持ち帰った月の始原状態をとどめる斜長石(genesis rock)よりも古い時代の月の石が、南極で採取された隕石の中にあったりするように、太陽系最古の姿をとどめる岩塊が湖の底にめりこんでいたりするのかもしれない。とは筆者の無責任な想像である。[地学]

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