捕捉に成功

 カワセミは小さい上に、ヒトとの安全距離を広くとる鳥であるから、肉眼で捕捉できないまま安全半径の中に踏み込んで逃げられてしまう、というのがこれまでのパターンであった。先週川の対岸の木の枝に止まっていたカワセミは、もはや肉眼では識別不可能であったが、FD 500 mm F4.5なら、カワセミを驚かせることなく少なくとも1pixel以上の大きさに写すことができたのであった。
 というようなことから考察するに、ある程度見晴らしのよいところから双眼鏡で丹念に探査して、そろそろと接近すると自然の姿を撮影できそうに思われるのであった。本日は、この仮説にもとづいて2年ほど前にダイビングを目撃したポイントを探査。予想通り、カワセミがとまっているのであった。と言うので、そろそろと接近して撮影。とは言うものの、獲物がいないとあきらめるのか、対岸で何やら物騒なものを振り回す人間に多少はビビるのか、時々移動するのであるが、少し時間をおいて戻って来るところから見て、どうやらここをホームポジションにしているようである。
 この距離であると、FD 500 mm F4.5(35 mmフィルム換算で800 mm相当)をもってしても大した大きさには写らない。これ以上大きなレンズを導入するのも難しいので、2x エクステンダーをかませて1600 mm相当の焦点距離にするあたりが現実的かもしれない。画像の説明画像の説明画像の説明[カワセミ]

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