「あなたがこだわり大切にしているモノや、時間の過ごし方についておきかせください」というようなアンケートに、どう答えるべきかとしばし考える。改めて考えてみるに、セカンドネームの発表のためのデータ解析で21時間働けますか生活が続いているとか、出世の目が完全になくなったとか、レンズの在庫をほとんど売り払ってしまったとか、小さな選択の積み重ねでたどり着いた現在の境遇を、果たしてどのように「正当化」できるか。などと考え始めると、それがCPUタイムを100%占有してしまいそうになるのだが、そろそろ初老性うつ病の好発年令にでもさしかかってきたのであろうか。
