高速バスでむじなに遭う話

 最後部座席を確保して、これで久々に窓際スナップの修行ができると思っていたら、出発間際に乗り込んできたアンガールズ風のおじさんがずかずかと隣に割り込んで座る。前の座席はぜーんぶ空きなのにわざわざ何で?という感じ。
 することがなくなったので、ペットボトルの午後ティーを飲むと、お隣も負けじと緑茶を飲み、ケータイでやぢをニュースの更新でもしようかと思ったら、隣もあわててケータイを取り出す…。
 ははーん、これは貍の仕業だなと思ったら、焚き火に栗か竹を突っ込んではぜさせたり、真っ赤に焼いた小石を食わせて撃退するのが昔話の典型ではあるが、高速バス車中で火をおこすわけにもいかず。
 下車したアンガールズ風おじさんが、バスセンターの角を曲がって見えなくなるとき、尻尾が出ているのを確認(嘘。というか、以前前に座ってこちらをうかがっていた、あのおじさんもむじな一味であったのかもしれない。というそのおじさんの記載を探すに、発見できず。→やっと見つけた。約2年前のことが、まったくいつ頃のことであったか見当つかないというのは…。

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