17時頃からインターネットのライブ配信を見ていたのだが、途中衛星系地上系間の通信トラブルでストップしていたカウントダウンが、６時25分に向けて再スタート。メインエンジンがスタートして巨大な火の玉が上昇していくのがハレーションを起こして画面全体が真っ白になってほとんど何も見えないのであるけれど（これはまあしようがないとして）、雲の中に入ってしまって種子島のカメラからの追尾はあっという間にできなくなって、地図上でのマッピング画面に切り替わるのであるが、ほとんどタイムラグなしにブースター切り離し、2段目液体水素タンク内、衛星フェアリング切り離しなどのお宝映像が入って、なかなかのものであった。
約40分後、サンチアゴ局で信号が受信され、衛星が所定の軌道に乗ったことが確認され、管制センターのスタッフの皆さんが握手して健闘を称えあっているところで中継は終了したのであった。
背水の陣のストレスの下、計画通りにロケットを飛翔させた関係者の皆さんのご尽力に敬意を表したい。[JAXA]
