第一休憩ポイントで

 ニコニコしたおばあちゃんがやって来る。暖かそうな紫のカーディガンを羽織っており「どこから来なすった」「ああ、○○かい、近頃は行ったことないねェ、おじとおばが重○に住んどってよく泊まりに行ったもんだが…」「若い頃は有田に住んでいて、こっちに引っ越してからは行き来がなくなった」というようなほのぼのした会話を4回繰り返す。要するに、痴呆症でいらっしゃるわけだが、話が5巡目に入ると、志村けんのコントみたいにこちらが話題を先回りして「予知能力」でおばあちゃんを驚かせてしまいそうなので、神社にお参りするふりをして離脱。出発するときに挨拶をしたら、人なつっこい笑顔で見送ってくれた。

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