正午に出発

 本日のルールは、通常コースは絶対に走らないということ。油山山麓を山を左手に見ながら走行し、山側に入る道があったらそこを曲がる、ということ。距離を伸ばすために、タイヤの空気圧は高めに設定。
 で、まずは早良街道を南下、山の手の住宅地の中の道を登る。公園でどこかのTVクルーが子供づれでお弁当を食べている若い奥さんにインタビュー中であったりする。池の土手で、野草の撮影。登っていくと、いつか来たことのある荒平山への登り口への分岐あり。前回巨大な猪の足跡に肝を冷やしたことを思い出し、パス。そこから少し下り、旧街道を進む。途中、稲刈りの終わった田んぼの中にすっくとたつ保存樹を、Canon 7にTomy製M42→M39リングを介してつけたTessar 50 mm f/2.8で撮影。
 そのまま小笠木峠方面へと登る。途中、彼岸花の集落を撮影。峠の手前の小さなお店でソフクリ休憩。普段なら買い食いはしないのであるが、これが景気づけというやつである。見晴らしの良い駐車スペースで、脇山方面の雄大な景観を楽しみながら食している間に、脇山バレー内に未走破の道を発見。
 ルール変更して、小笠木川に沿った林道を遡行開始。道はどんどん山に入っていくのであるが、川沿いの道の護岸が完全に浮き上がっていたり、分岐路の一方が土石流でまったく進めなかったり、おそらく7月の大雨の爪あとであろうが、荒涼たるありさまである。さらに登ったところで、林道が流出しておりついに進めなくなる。自分の立っているアスファルトの下の土もえぐられているというのに、ほうほうのテイで引き返す。少し下り始めたところで、前方左手30 mに猪発見。推定体重80 kgの黒いのが推定時速50 kmほどで猪突猛進、進路前方を横切り林の中に消えるのを唖然として見送る。その瞬間は怖いというより精悍な走りっぷりに見とれたのかもしれぬが、もしもう少しスピードを出していれば衝突したかも?特攻攻撃されて反撃もできず、怪我程度ではすまなかったかも。というので、ふたたび元のコース、元のルールに復帰。

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