春近し

 脇山バレーのあちこちでキャベツの収穫が真っ盛りで、あぜ道にふきのとうか土筆を探す人も見かけるようになった。ビニールハウスの陰などには菜の花の開花を見る。最近は少し夜風に植物の香気を感じることもあり。
 昨日からテスト中のMacro Yashinon 60 mm f/2.8であるが、仕様からいえばすでに売却したAF Nikkor 60 mm f/2.8(D100の作例ポートレート撮影に使われるNikonフラグシップレンズ)と同じはずである。ところが、マニュアルフォーカスでEOS D60で使った感じはかなり違っていて、実にYashinonのほうがよい。もともとマニュアルフォーカスで使うことが前提の設計であるからかと思われるけれど、1 mから無限遠までのピントリングの回転角はほんのわずかなのである。いわばF1のステアリング並みにほんの心持ちの動きでフォーカスが来るので、ある意味オートフォーカスよりも速い。近接撮影距離では移動量が大きく作ってあるため、余裕を持ってフォーカスを求めることが可能である。操作面では大変満足できる。

本ブログではamazon associate広告を利用しています。