Do you know Mr. Nicholai Kapustin?

 CEOは連日のクリスマスコンサートから帰宅するなり、「モスクワの心の友Frankに連絡してカプースチンの『24のジャズ風前奏曲』の楽譜を入手できないかしら」とのたまう。
 どうも最近の山の手(と言ってもかつてガメラとギャオスが空中戦をやった海岸線沿いのあたりの高級住宅街にお住まいらしいので、「海の手」が正しい)のおばさん奥様連中は、正統派クラシックミュージックには飽きたりず、ジャジーな曲にちょっとよろめいてみるのが流行のようである。今回は、その主催者のお坊ちゃまでT大ピア*の会会員さんがゲスト参加で弾いたカプースチンさんの曲にいたく感銘を受けて山の手に戻ってきた由。ピア*の会で大いに流行っているが、楽譜が入手困難ゆえ、手書きの譜面で演奏していた由。
 それならば、まずは作曲者の名前のスペルから調べなければ、と言うことでまずアマゾンでCDを検索してみる。
 cover自作自演集「24の前奏曲」coverカプースチン自作自演集「8つの演奏会用エチュード」cover自作自演集「ピアノソナタ第2番&3番」あたり、好評発売中のようである。
 ご本人の演奏ではないけれど、RealAudioでノリノリなダイジェストの聴けるところもあり。なるほど、ブルグミュラークラスの退屈なベーシックなだしものが続いた後なら、かなり新鮮でインパクトがあったに違いなし。
 作曲者本人ともご親交のある不破さんのページからは「8つの演奏会用エチュード」のMIDIなども聴くことが可能である。これまたなかなかのノリである。楽譜出版の状況や出版社と楽譜の名前も判明したので、詳しい人にモスクワ音楽院の正門前の楽譜屋さん(があるに違いないと勝手に想像しているだけであるが)で買って来てもらってFrankを通して送ってもらうことも可能かも、というところまで話が盛り上がって、その不破氏のご経歴を拝見するに、実はかのお坊ちゃまのピア*の会大先輩にあたられるようなり。要するに、It's a small world.という結論になるのかも。
 

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

  knee [>蓮屋の開発担当の方が読んだらガックリするだろうけど、それが時代の流れ  というわけで、社内での脳痛使用は本年まで..]
 
  Rosie兄 [ もしかして来年からはOutlookExpress大盛況になったりするんでせうか? それはそれで怖い気もするけど…]
 
  やぢを [>社内での脳痛使用は本年まで  お金の切れ目以降、4年の長きにわたって進化から取り残されたガラパゴス諸島状態になって..]
 
  やぢを [>来年からは「外見急行」大盛況  そうかもしれませんねぇ。ネットワーク全体としてしっかり戸締りする教育をお願いしたい..]
 

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