脇山バレーを一巡

 試験期間中に小説など読んでしまう悪い癖はどうも一生直りそうになし。昼すぎ、件のカモフラパンツを着用して家を出るが、実に長い出社経路となりき。早稲の稲田が稲刈りを終えて、マネキン案山子がいなくなったと落胆していたら、もっと道からアクセスしやすい中生の田んぼに移動しているのに気づく。
 早稲田の方は蛇の潜んでいそうな畦道をかなり歩かなければいけなかったのだが、今回は道端であるため、これは好都合と、早速撮影開始。夢中で撮っていて、ふと我に帰ると田んぼのオーナーが道に車を止めてこちらを見ている。挨拶していろいろと説明を聞かせて頂く。スズメに養分を吸われ、実っているように見えて実は実の入ることのない、「頭を下げぬ」穂を見せられる。被害甚大でマネキン案山子はすっかりなめられている様子。
 別れて後、お名前どころか稲刈りの予定さえ聞かなかったことに気づいて振り返ると、すでに車で走り去った後であった。

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