パンク修理の手際よさ

 夕刻、帰宅すると娘のチャリ(2台)がパンクしているというので、近所の懇意の自転車屋さんにパンク修理をお願いする。以前から顔なじみのおじさんは数軒のチェーン店を経営するやり手のおじさんであって、最近は別のお店の方が忙しいらしく、妙齢の恰幅のよい女性がお一人で店番をしていらっしゃる。
 子供の頃の自転車屋さんは憧れのハイテク家内制手工業であって、よく見学させてもらったものである。土間に工具の落ちる音、機械油やゴム糊のにおい、タイヤチューブの上をころがる水滴の銀色の輝きなど五感を刺激された強烈な印象がある。
 いまどきの子どもがどう見るのかは興味のあるところで、「をやぢ」の解説をまじえて約10分、手際のよい修理を見学させる。

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