診断なき処方せん



  激しいサンダーストームに見舞われたクリスマスでした。その霰降る中,西鉄グランドHのワールド何とかフェア会場で営業課忘年会が行われました。BGMは,やっぱりEnyaがえーんや,とかまあ,収穫はありましたが。。
  それに先立って行われた美容院クライアント増対策委員会では,まず処方せん集が配られ,「どれが手軽(=タダ)で効果が期待できるか考えましょう」とおっしゃる。『送迎バスの運行』からはじまって50項目近い処方案を審議しようと言うのです。
 居並ぶメンバーはいずれも斯界の診断治療のプロと思われる面々でしたが,これについては診断があやふやなままなのです。どの地区からの,あるいはどの年齢層のクライアントが減少しているのか。あるいは営業時間延長でどのようなクライアント層が獲得できたのか。介入試験までやっているわりに,このへんの海老デンス抜きに不毛の議論が続いていくわけなのです。
 「結局有効な手だては見つかりませんでした」の予定調和な結論に向かって既成事実を積み上げようということなのか?

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