アマチュアコンサート潜入記



  今年は、MD録音をモニターしながら、ステージ写真を撮るという責任を押し付けられ、大変でした。
  デジカメのみで臨んだ今年ですが、結局Fuji FinePix S1proしか使いませんでした。S1proに、いまどきのAF(オートフォーカス)Nikkorレンズがついている場合、ストロボが被写体の距離と背景の明るさまで考えて発光量を調節してくれるので、ほんとに楽で失敗もまずないのですが、それ以前のレンズやロシア製レンズにいたっては全部手で条件を設定しないといけません。
 ちなみに、今のレンズのレパートリーは「それ以前のレンズやロシア製レンズ」がメインなのです。しかし、S1proはちゃんとモニターがついておりますので、その場で確認しながらWYSIWYGで撮れるのがとても便利でした。曲目が変わっても弾いている面子が一緒なら撮りなおしがきくというのが、ちょっと安心できるところです。ま、3年目になるとだいぶわかってきました。
 出演者のご家族には、AYUが「ライカの眼」と宣伝しているPanasonicの新製品のデジカメを持ってきている方もいらっしゃいました。
  MDの方は、テスト録音でSony製のステレオマイクの不具合が出たため、行く道のBicカメラで新品マイクに交換してもらって、まんろく動作チェックもせずに本番に臨んだのですが、さすが天下のSony、今度は大丈夫でした。
 PanasonicのMDレコーダーは、ミスのない録音が誰にもできるよう、録音時のゲインの自動調整が入っています。ピアノの鋭い立ち上がりではクリッピングするし、ピアニッシモのところで録音ゲインが上がってきて、音の強弱という点ではまったくメリハリのない録音に仕上がっています。そのできばえは、自分のミスタッチの多さにCEO自ら落ち込むほどでありましたから、それなりにリアリティーあったということなのかな??
  心配なのはだんだん出演者の人数が減ってきていることでして、「リコーダーで乱入するか」とか冗談を言っていたら、「来年はよろしければどうぞ」だそうで。CEOは、クロードボランの「フルートとジャズピアノのための組曲」のセンチメンタルがよいと、勝手に曲目まで決めています。なんてことだ。。。

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