改良版WELL掲示板のゆくえ



  先週あたり元ボスから「あンたンとこは、一所懸命やればやるほど自分の業績がなくなるンか。不思議な会社やナ。」と言われ落ち込んでおりましたが、そういうときこそ小銭稼ぎ。かどうかわかりませんが、某学会の請負で、夜を日についで改良を加えました。あ、本業が終わった後の余暇の時間を注ぎ込んで、と書くべきでしょうね。
  今月いっぱいで竣工させて、年内に利用者限定で運用を開始したいというご要望におこたえするため、昨晩はリモートのサーバーに、こちらから改良プログラムソースを送りこんで、向こうでコンパイルし最終チェックを行いました。
 自前のサーバーでやってるのと同じことするわけなんですが、かたや隣のキッチンにある機械とは違って、2000 km近く離れた、見たこともない機械をリモコン操作しているという感覚は、ちょっと不思議なものでした。ボイジャー(だったかパイオニアだったか)が木星に接近する前に、最新の撮像プログラムを送信してバージョンアップしていた伝説のNASAのエンジニアさんもこんな感覚を味わっていたのでしょうか。。といつの間にか夢の世界に入ってしまって朝になり、IEで動作チェックすると表示がヘン。これまた大急ぎで修正しました。
  某学会のメンバーは多士済々で、一言ゆってやろうという方も少なくないようにお見受けしております。電子会議室が盛況になってくれればこれほどうれしいことはありません。
  それにつけても、WELLの軽快さはなかなかのものです。国際化テキストとスタイルシートに対応できれば、立派に日本のお茶の間サーバーの掲示板を支えてくれるソフトだと思います。

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