年度大晦日

 所属組織での残された時間が367日になった。
 1月の末に、アカデミックホームレスになってしまっていたことに気がついて衝撃を受けた筆者であったが、福間幸一《黎明》ロケの時に、「われわれプロフェッショナルな知識労働者の平均寿命は、所属組織のそれよりも長くなっている。そのため、知識労働者の帰属先は組織ではなく、自らの専門領域にならざるをえない。(P.F.ドラッカー《プロフェッショナルの条件》)」を引用した講演を拝聴して、自分の居場所についての啓示を得たのだった。
 帰属組織での残った時間にとらわれず、筆者自身に残された時間で自分の領域の課題に向き合いたいと思いながら、帰属組織向けの文化的雪かき仕事に忙殺される年度最終日。

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