筆者注:記載された情報は、記載当時のもので、現在ではobsoleteになっていることにご注意ください。また、記事中に出てくるMacbook Air late 2010は2024年3月にPCリサイクルに供しました。
たまたまFeedlyで、古いマシンをChromeOS Flexで蘇らせる記事を読んだ。
早速記事の通りにEFI Bootメディアを作ろうとして、そういえばMBA (late 2010)に付属していたおしゃれなリカバリメディアがあったことを思い出して、X400のChromeにChromebookリカバリユーティリティ拡張機能を入れ、リカバリUSBフラッシュディスクを作製。
このリカバリUSBフラッシュのすごいところは、MacでもWindowsマシンでもブートできてChromeOSをインストールできることにある。
それをMBA (late 2010)に挿してoption+電源キーでUEFIブートさせ、無線LAN接続してChromeOSインストールにこぎつけた。途中でインストールが進行しているのか気絶しているのか判断に困って、何度か電源断してやり直した。
が、終わってみるとこの作業は失敗の余地がない。時間がかかるかもしれないが待っているとうまくいく(かつてこれほどスムーズにインストールできたディストリがあったかどうか思い出せない)。
japan.zdnet.com
インストールが終わってリブートをかけるとおなじみのChromeが立ち上がるので、Google colabでAlphaFold2のJupyter Notebookを開いてみると…これはかなりイケそうな予感がする。
また、ググってみると、Linux環境を構築して、R、RstudioやQiime2などをインプリメントする手順も簡単に見つかった。
他人の頭やCPUを借りて考えるという発想で、MBA (late 2010)をobsoleteから甦らせて、5年ぶりにホームリファービッシュに回帰していることに気がついた。
EOLが4〜5年先延ばしできた感じである。
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なお、Luna displayのソフトウェアのchromeOS版もないため、現在のところセカンドディスプレイにして使うことはできない。
と期待にワクワクしながらLinux環境をインストールしようとするのに、仮想マシン立ち上げでエラーが出てどうやってもうまくいかず。どうも、「Chrome OS v91以降、セキュリティが厳しくなり、搭載しているCPUがSpectreおよびMeltdownの脆弱性の影響を受けている場合、Linuxは起動しない。」というような事情があるらしい。やんぬるかな。
pc.watch.impress.co.jp