ポータブル拡声器のワイヤレスデイジーチェイン(を想像する)

 タンボーの折に某工場見学でインストラクターが使われているのを拝見して早速購入したのはもう4年半も前のことになる。大声を出すとマスクを透過する飛沫が心配なニューノーマルのタンボーでは、昨年某施設の入り口で使用したのが初めてであったが、昨年それを見ていた講師のセンセーが今年は自ら用意して現場に持ち込まれたのでびっくりした。
 ポストコロナの必須機材ということだ。

 だが、アウトドアで60人くらいの見学者を「放牧」しているとどうしても集団がばらけてくる。こうなった場合に先頭集団に対して説明しているのがなかなか後ろには伝わらない。
 同行職員さんが複数参加されている場合に、それぞれが拡声ユニットを提げていて、講師の説明が同時中継で流れているといいかもと思う。大きなスピーカーのトランシーバーを複数で持っていて参加者集団を取り囲むというイメージであるが、さてどのように実現できるだろうか。
 ポータブル拡声器にBluetoothのオーディオ送受信ユニットをつけてブロードキャストできるとよいのだが、1:1通信が基本のBluetoothだと端末ユニット分のマイクを並べることになって、どこかの国の偉大なる将軍様の演説のようになりかねない(のだろうか)。いまどきの若者は参加者のスマホでモバイルZoomという手のほうが身近に感じるのかもしれないが、スマホ画面を見て、イヤホンで説明を聞きながら現地を歩いて、はたして現地見学は成立するのか?

本ブログではamazon associate広告を利用しています。