不労からFLOWへ

 周囲から「不労」疑惑をもたれる懸念のある静音K295キーボードを、昨年の誕生日祝に買ったFLOW対応K375sキーボードとM585マウスのセットに入れ替えた。
 同じLANにつながっているmacOSWindows 10それぞれの機械でLogi Optionsを起動してunifying接続し、FLOWを有効にする。 別の機械で設定したペアリングを上書きして新たな接続を設定するにあたり、マニュアルは必読である。
https://www.logitech.com/assets/64928/4/k375s-multi-device.pdf
https://www.logitech.com/assets/65235/4/m585-m590-silent.pdf
 少しチャカチャカする打鍵音はご愛嬌として、窓枠の端がmacOS宇宙の地平線にシームレスにつながっていて、マウスカーソルの越境と連携してキーボードも接続先を変えるのは素晴らしい。ファイルのdrag & dropも可能らしい。さらに三台目のWindows PC、MacまたはiPadをFLOWにつなげることも可能である(が、同一LAN内のvintage iPad Air2 (iPadOS 12.5.4打止め)にはiOS 13.6以上が必要なLogicool Controlをインストールできないので筆者の環境では試せない)。
 なお、キートップにはJIS配列の文字の横に、macOSでの認識キーが灰色で表示されていて、キーのデコードがFLOW先で自動的に切り替わるところまで期待はできず、おなじみのように[8]+[shift]を押すと(macOSでは)[*]になり(Windows 10では)[(]になる(Logi Optionsで『キーボードを常にMacレイアウトに保持する』にチェックを入れても入れなくてもWindows 10ではキートップの白色表示文字が、macOSでは灰色の表示文字が表示される:OS側で特別な細工はしない場合)。
 向かい合わせの二台のデスクにそれぞれデュアルディスプレイを展開し、その前の書類の山の山間部をUSBキーボードとマウスが占拠していたのであるが、これが二台のデスクあわせて一セットのみ、時々デスクからデスクへと移動させながら作業を続けるスタイルに変化するとなれば、もはや不労疑惑が発生することもあるまい。
 
 

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