知的冒険の書2020

 吉川寛先生のゲノム微生物学会ニューズレター寄稿を再読していて、ふと目にとまった別の寄稿に、頭を吹き飛ばされるほどの衝撃を受けた。
 これぞ吉川先生が予言された「(ゲノムの網羅的な研究が可能な細菌(微生物)では)従来のパラダイムを超える新しい展開」のひとつと呼んでよいのではないか。筆者にも、本物のパラダイム・チェンジが起きていることは理解できる。詳細を知るためにOpen accessのPDFや関連文献をEvernoteに収蔵していくのであるがあまりのすごさに呆れて言葉がない。
 という探索の過程で、岩波書店の《現代生物科学入門》10冊シリーズの鉱脈を発見。第1巻のタイトルは「ゲノム科学の基礎」であり、吉川先生も共著者のお一人である。数百円で買える三冊をとりあえず発注。

本ブログではamazon associate広告を利用しています。