シルクハット

 日曜日のコーカイコーザに向けて、シルクハット(トップハット)を作ろうと思いたち、先の連休にCEOと街に繰り出すまん中の子にサテン地の反物を購入してきてもらった。
 型紙をダウンロードしてダンボールや工作用紙を切り抜き、アラビックヤマト糊で張り合わせて芯地を作った。
 プロトタイプで現物合わせして寸法が合うのが確認できたので、サテンのファブリックを貼っていくのであるが、しかし、芯地の凹凸が生地の表面に響いてきて、いまいち萎えてしまったりした。
 疲れて帰ってきて夕食の後寝てしまい、朝5時頃起き出して風呂から上がっては作業を続けて、てっぺんの丸いのが筒先にピッタリはまったところで勝ちを確信した。うまく生地を接着しててっぺんを固定しておいて、今度は筒の内側の裏地を伸ばして筒の反対側にセットしたつばの下面に張り合わせて完成させた。
 ややサイズが大きいのをどうするかが研究課題である。
 後日記>完成の翌日、CMoIでの舞台挨拶に着用して評判も上々であったのだが、風呂敷包みで持ち込んだコーカイコーザの方は時間不足で使う余裕がなかった。祝賀御列の儀をTVで拝見していたCEOによれば、天皇陛下はじめご参列の紳士がシルクハットのつばを白いハンカチーフで覆って持っておられたとのこと。

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