令和元年のビーチコーミング 4回目

 5月4日以来のオフの土曜日となった。雨上がりで、最高気温は26℃と涼しくなる予報である。G20で天神界隈の渋滞が予測されたりする中、前回歩けなかった部分を志賀島側からのアプローチで歩くことにした。
 1.5 lのNalgeneボトルに水道水を満たしてThe North FaceのBase Camp Daffleに入れ、ナナクマラインでテンジンミナミターミナルに出て、ソラリアプラザ前2A乗り場から90番のバスに乗ってハカタポートへ。
 市営渡船の片道チケット670円をモバイルSuicaで購入し、用心のためPETボトルの紅茶を買って飲みながら出港5分前からの改札開始を待つ。
 小型の「高速船」に乗るのは何年ぶりであろうか。
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 明け方まで降っていた雨が上がって、少し風が強いが大きな揺れもなく志賀島に到着。
 下船して旅客待合所で支度を調えて歩き出す。志賀島側の浜に降りて、地続きになっている砂浜を進む。
 海の中道は生まれてはじめてビーチコーミングに来たところであるが、昨年(通算2回目)も同様であるがあまり長距離は歩かなかった。
 今回の目標は前回リタイアしたところから南側の探査なのであるが、帰りの便を考えると歩き通して奈多駅か三苫駅まで行くか、志賀島に戻って渡船で帰るか、いずれかしかないのである。
 日差しは熱いが、割と冷たい北風が吹いて、コンディションは悪くないので、どんどん北へ進む。
 途中砂浜と砂浜の間に岩の岬が突き出したシオヤ鼻をどうしても迂回しなければならず、今回も藪こぎしてナショナルパークの敷地内を少し移動して再び浜に降りるということになる。
 今回は1週間前に歩いたところを再び歩いてみて、漂着物がどんな風に変わるものなのかを少しうかがうことができたと思っている。
 昨日までの強風と波浪で、大量に打ち寄せた藻の間にいくつものアオイガイの収穫があった。一方でビーチグラスはほとんど見つけることができなかった。
 結局奈多港までの12.11 kmを4時間48分かけて歩く。奈多駅からJRウミノナカミチライン、西鉄カイヅカライン、ハコザキライン、ナナクマラインを乗り継いで帰ってくる。
 後日記(2019.6.9)>今治三原高速艇は、大阪遊学の頃から岡山で就職してしばらく、瀬戸大橋線が開通するまでの間、往来に使った。結婚式後の新婚旅行にも今治観光港から出発したが、1999年にしまなみ海道の開通に伴い廃止された由。最後に乗ったのは、セントレアから津に渡った高速船になると思っていたが、離島に出前した時のチャーター船に乗ったことを思い出したのだった。

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