フクオカミュニシパールミュージアム

 本日チーキの芸能行事を表敬訪問後、支度を調えてテンジン方面へ出遊。
 時間調整のためロッポンマツで途中下車して先月リニューアルオープンしたミュージアムへ。
 お久しぶりに二階中庭に設置されていた佐藤忠良《若い裸》を拝見しに上がっていったら、その台座の位置にはエミリオ・グレコ《スケートをする女 No. 2》が設置されていた。
 《若い裸》はどこに行ったのか。館内一階二階のプロムナードにも見当たらず。通りかかりの職員の方におうかがいしたところ「福岡市美術館リニューアルオープン記念展」目録をお示しになられて、「モダンアート再訪」の中で室内展示されていて、二〇〇円の入場料で拝観できることを説明してくださる。
 早速入場して、「コレクションハイライト」展示室で所蔵作品を鑑賞。本日は単独で目録を手に鑑賞して回り、これなら買ってウチに飾りたいと思った4作品に◯をつけた。後日家族との答合せが楽しみである。
 順路途中で抽選があり、お気にのコラン《海辺にて》の絵葉書を拝領したので入館料はほぼチャラになったというべきであろう。
 《若い裸》は展示室Aを出たところにあって、高い台座に据えられて見上げる状態で鑑賞していたのが、ほぼ床の上に置かれた状態で拝見できるのだった。戸外では光線の加減でなかなか見られなかったところが鑑賞できるのは、リニューアルしてよかった点であろうか。ただし、写真撮影禁止になった(と思われる)のは残念なところである。

本ブログではamazon associate広告を利用しています。