小学校区をGISる

 今週末発表予定の貼りものでは小学校区単位に集計したデータを、通学区域の地図上にグラフィカルに表示したかったが、距離順に積み上げグラフを作ってお茶を濁してしまった。
 実際のところ、どうすればGISれるか、手順をまとめたものを見つけられていない。
 いろいろと試行錯誤した途中経過を書きつけておく。
 まずは国土数値情報のページを眺めてみると、政策区域の中に「小学校区データ」が見つかる。
 リンクをたどって、「国土数値情報ダウンロードサービス(JPGIS2.1(GML)準拠及びSHAPE形式データ)」から必要な都道府県のデータをダウンロードする。ファイルの選択で、(たとえば)福岡県では2つの候補ファイルが見つかる。一つは平成22年度、もう一つは平成28年度である。サイズは古いもののほうが大きい。
 注記>検索で見つけたMANDARAユーザーの方の2011年頃の記載からたどって、XML形式の小学校区データファイルがダウンロードされるページに行き当たり、このXMLファイルがそのままではMANDARAには読めないのに悩んでしまったことを告白しておく。このXMLファイルを変換するアドインを探すというのも、簡単な解決法にはならなかった。上記の最新版の国土数値情報のページからたどって、JPGIS2.1(GML)準拠及びSHAPE形式データを取り直すとうまく読める。
 ダウンロードしてzipをほどくと、同名のシェープファイル(.shp)、DBFファイル(.dbf)、SHXファイル(.shx)の3つ組が出てくる。
 これをMANDARA 10の「シェープファイル読み込み」機能を利用して読み込む。平成28年度版では福岡市内の小学校区が空白になってしまって悶々としていたが、平成22年度版データを読み込んで白地図が表示できるところまでたどり着く。平成22年度以来変更がなければこれでよいということだろう。

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